2021.01はてなブログに引っ越しました
g3
中高生娘ふたりの母
現在設計事務所自営
設計はヒトトナリより
ということでブログを
エアコンの風を工夫する話
昨日は昨年からつづく仕事の打合でした
昨年夏からそちらへ打合に通っていますが
おそらく、昨日が最も気温の低い日でした
打合開始時間と同時にエアコンが稼働して
打合終了は3時間後
部屋の下半分は外の空気のままでした
建物は築50年です
しかたない
しかたない?
いえ
たしかに
築50年の建物
高断熱ではありません
しかし
高断熱ではなくても
それなりのエアコンをガンガン稼働させれば
室内空気をあたため続けることは可能です
電気代がかかることは否めませんが
窓まわりは外の気温の影響を受けやすいため
キビシイ条件ですが
それ以外はなんとかなります
その証拠に
古民家?みたいな断熱性あやしい昔ながらの
カフェなども、きもちよく過ごせます
それはエアコンなどの設備によるもの
では何故
昨日の室内は
3時間経っても
ぬいだコートを羽織りたくなったか
?
そのコタエは
エアコン気流強度不足
立つと暖かい
部屋の上半分は暖かい
天井に設置された
いわゆる天井カセットとよばれる
このタイプのエアコン
↓
この写真は最新のものですが同じ型
このタイプが、ついていました
そして
この4方向から
ホワホワと
それはそれは暖かい空気が出ていました
が
なんとも
その気流が
気持ちよく
ゆるやか
ほわほわと部屋のうえの方だけに
あたたかい空気を届けて
空気の性質上
あたたかく軽いため
おりていきません
結果
築50年の壁床から外気温がシミシミと
しみわたる部屋の下半分は
コートが必要な寒さとなったわけです
では
なぜ
このエアコンがこの設定になっているかを
想像しますと
その場所は日ごろ
不特定の方が椅子に座って待つ場所
エアコンの乾いた気流が直接あたると
それがたとえ暖かい空気でも不快です
おそらく
そこで待つ方へ気流が直接あたらないように
という配慮でしょうか
単純に解決させることはムズカシイですが
気流を強くして壁に斜め下向きにあてて
壁に沿って気流を落とすコアンダ効果
もしくは
気流を強くして、直下に落とし
その下には椅子は置かないなど
思考錯誤するとよいかとと
打合後の雑談で話しました
生活の科学は以前も書きました
👇
👆
我が家のエアコンは90㎡で1台です
そのための気流的工夫は
風の強度を自動設定にしないこと
8M先の壁まで、ゆるゆると風が到達する必要が
あるからです
風向板を斜め下に設定して1階のg3仕事場の床を
めがけて吹く
あたたかい空気は階段吹き抜けから昇る仕組
気流を自動にしていると
住宅用エアコンはエアコン本体付近の空気で
設定温度到達を察知するため
勝手にとろとろ弱運転に変わったり
止まったりして
エアコン本体とは離れた空間の寒さは
察知してくれないため
風の設定は自動にはしません
今日もよい天気
日射取得で昼のエアコンは不要です
応援ポチっといただけると嬉しくオモイマス
👇
にほんブログ村
設計事務所で戸建住宅ブログに
であえるのはこちらから↓
ブログ読者登録していただける方は
こちらから↓